コロナ禍の経済的な不安や収入の不安。
世の中で「逃げ出したい人」というのが、少なくないでしょう。
テレワーク化できない職種はしかたない。
でもITスキルが低すぎて、パソコン作業なのに出社するとかいろいろ問題です。
zoom会議や打ち合わせにしても、話し合いがうまくいかないことによる対人関係の問題。
仕事のあとの飲み会もなければ、ストレスが発散できない環境です。
こういうストレスって本人も気づかないところで、どんどん溜っていくことがあるんですよね。
マスクなんかも体調管理としてはかなり危険ですが、ちょっと仕事じゃ外せません。
まだ今年は梅雨が長引いて、気温も低い状態なのでマシ。
これで8月ぐらいから猛暑が始まると、夏バテと同時に気持ちが滅入ってうはず。
ほんとうに仕事が手につかないほど体調を崩す人が増えるでしょう。
こんな時に会社は社員をフォローしないといけません。
芸能人の自殺などのニュースを見て思いませんか?
なぜ誰かに相談しなかったのか。
そこまで思い詰めているのに、気づく人はいなかったのか。
いや、コロナの今だとちょっと気がつかなくて普通です。
どうでもいい雑談から悩みを吐露したり、不安を述べてみたり。
ちょっとしたきっかけで気持ちが楽になったり解決策が出ることもよくあります。
でも今はちょっとした話も気軽にできません。
なのでかなり深刻な状態になっていても、周りは気づきにくかったりします。
最悪の事態はないにしても、優秀な従業員が退職してしまう。
そんなことにならないように気をつけたいものです。
マネージャーや管理職の場合は、無理に出なくてもいいので声かけの機会を増やすといいでしょうね。
仕事の進捗じゃなくて、ほんと人としての声かけです。
コロナの感染リスクを考えたら、会社を辞める可能性の方が高くてこわいところ。
従業員を守るために感染予防でリモートワークをしているはずです。
なのに従業員が精神的に病んでしまったり、会社を辞められたりしてしまったら本末転倒でしょう。
コロナを理由に楽がデキる時代でもあります。
でも優秀な人材はちゃんとフォローしておきましょう。
2020年の後半からが本当の不景気です。
旅行業者に飲食店も壊滅状態。
政府も中小企業の存続を目標から外しました。
つまり生産性が重要視されるのは間違いありません。
IT化オンライン化が必須の時に、優秀な人材がいない。
それでは会社がまわるわけがないのです。
コミュニケーションでうつ病を未然に防ぐ。
心が病んでからでは、選択肢がほとんどなくなります。
ソーシャルディスタンスが求められるコロナ病んで時代ですから、人材のフォローをしっかりしておきましょう。