新型コロナウイルスの影響で、生活不安や運動不足などで精神的な疲労を感じることをコロナうつと呼ぶそうです。
特に在宅勤務をしたくてもできない人は、相変わらず満員電車での通勤です。
さいわい満員電車での感染は確認されていませんが、普通にストレスですよね。
関西福祉大学の勝田吉彰教授(渡航医学、メンタルヘルス)は「接客業など在宅勤務できない人が心配」とコメントされていました。
「特に問題なのはクレーマー対応。ドラッグストアの従業員は“またマスク売り切れかよ! どうしてくれるんだ”などと迫られています。うつ状態に陥りやすいとのこと。
確かに店員にストレスや不安をぶつけられたら、働いている人がカスハラでうつになりそう。
まさにこれが二次被害ともいえるんですよね。
もちろん経済
精神科医で国際医療福祉大学大学院の和田秀樹教授は、外出自粛による経営悪化などがうつを招くと指摘しています。
「お客さんが全然来なくなって来月の支払いができなくなり、うつになるのはコロナに限らずありえます。経営悪化や営業不振に悩んで自殺する人もいますから」
うつ病も含め、不安神経症など気分の落ち込みにかかわる病気です。不眠を訴える人も出てきています。ほかに『不潔恐怖』という神経症があって、汚いと思うものに手を触れられなくなることがある。(和田教授)
このように直接新型コロナウイルスの感染がなくても、メンタル面でのリスクが増えています。
まずはストレスをためないような生活が大切になりそうですね。