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10代の頃からうつ病が見事に寛解
娘と愛と感謝に生きる幸せを味わう人生に

 

 

●離婚後の人生第二幕でYSメソッドと出会う

 

私は生まれ育った関西を離れ、嫁ぎ先である関東へ移り住み、夫とその両親との新しい生活がスタートしました。
夫も義父母も嫁である私を温かく迎え入れてくれました。

 

とくにお義母さんは明るい性格の方で、友だちのように接してくれたこともあり、新たな環境のもとで私の心の病はみるみる回復していったのです。でも、幸せな時間はそう長くは続きませんでした。

 

 

お義母さんが病のため急逝すると、残された遺族が心の病をわずらい、安心して暮らすことが難しい家庭環境となったのです。
このままでは、私自身もまたうつ病が再発する恐れがありました。

 

そして周囲の人たちの助言もあり、離婚することにしたのです。
離婚後は実家に戻らず、関東のある街でひとり暮らしを始めました。

 

 

そして、転居先の街の図書館で見つけたのがYSメソッドの本だったのです。

 

10代の頃から心の病を患い、心療内科での薬物療法をはじめとするさまざまな治療法を試みてきた経験から、YSメソッドこそ自分が追い求めてきた治療法だとピンときた私は迷わず受診することに決めました。

 

YSメソッドでは、カウンセラーとともに自分の心を深く深く掘り進めていきました。
他の治療法と違い、このメソッドは自らの意思で自らの心を見つめなくてはいけません。

 

 

でも、それが私の性格に合っていたのか、父との楽しい思い出が導き役となって、グングンとそのワークに没頭することができました。
そしてある瞬間、私はついに本当の自分を自覚したのです。

 

それは父からもらっていた、想像を絶する大きな愛への気付きでした。
ここまで私は父に愛されていたんだと、とめどない感動に打ち震えながら、声をあげて泣き崩れました。

 

 

そして自分のなかに、素晴らしい愛の心が、本当の自分があることを理解したのです。
この心が分かれば、もう怖いものはない。これでうつ病が治ったと、私は心底ほっとしました。

 

私はそれからもYSメソッドの受診を続け、自分や家族の身に起きたさまざまな出来事をカウンセラーに打ち明けました。
そのときにちょうど実家の父が体調を崩し、心配していることを告げると、カウンセラーは「お父さまは幸せなんです」と言うのです。
病を患っているのに、なぜ幸せなのだろう? 

 

 

すぐにはその真意をつかめませんでしたが、「本当の自分をまずは信じて行動してみよう」と思った私は、仕事の休みを取って実家へ
戻りました。
そして再会した両親に、私がいまどれだけ幸せで、両親に感謝しているのかを言葉と態度で伝え続けたのです。

 

すると家族がまるごと温かい空気に包まれてみんな笑顔になっていくのが分かりました。
それからは、父の病もみるみるうちに癒えていったのです。

 

 

 

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